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磁気探傷装置






























DEUTROFLUX UWE シリーズ:  航空機要求スペックにも対応
新しいUWEシリーズは、航空機産業における要求スペックにも対応したDCフィールド磁化を搭載した磁気探傷システムです。複合磁化による円周方向傷の検出のためには、ACフィールド磁化とDCフィールド磁化の仕様をお奨め致します。
円周方向傷の検出には、長手方向の磁場(DC磁場)、長手方向傷の検出には円周方向の磁場(AC磁場)が適しています。
ご要求に応じて、長手電流貫通用の2次DC電源を装備し、高価ではありますが高電流、で実施することも可能です。この場合には、同時磁化ではなく、切り替え方式で行います。通常は、2相式位相差方式の複合電流磁化が磁場のバランスが良く、脱磁も簡単に行えます。

磁気探傷では、磁場と直交する方向から+/-45°の範囲の方向にある傷のみが検出可能です。
通常は、傷の方向はランダムですので、正しい検査のためには、2方向磁化が必要です。

タクトタイムに追われて、検出能力を無視することがないようにご注意下さい。

UWE シリーズは、自動搬送装置と組み合わせ可能
UWEシリーズは自動搬送装置と組み合わせて、連続自動システムとして使用することも可能です。チェインコンベアと呼ぶ搬送装置で検査物は正確に搬送されて、検査台に設置可能です。

クランプ、磁化、磁粉液散布、脱磁の1連の工程が自動で行われます。チェインコンベアへの設置、検査台での位置合わせを作業者が実施すれば、システムはシンプルになります。ロボットとの併用も可能です。検査物の量と形状でご判断下さい。これらの搬送装置は検査物により特注になります。.

上記写真では、円筒形状の検査物が2ラインで2個同時に検査されています。Aの位置で手動にてチェインコンベアに乗せられます。可動式の電極Cが検査物を押して、もう片方の電極Bに押しつけます。クランプされた状態で、磁化、磁粉液散布、脱磁が行われます。5サイクルで測定物は向こう側の検査台に移動されます。磁化時間は3.5秒、1つのサイクル時間は7.5秒で2個の検査が完了します。装置は、DIN,ENに合致しています。

クランクシャフトのように長いものは、長さ、直径、重量によって特殊な磁化を必要とする場合がありますので、ご相談下さい。

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