新しいUWEシリーズは、航空機産業における要求スペックにも対応したDCフィールド磁化を搭載した磁気探傷システムです。複合磁化による円周方向傷の検出のためには、ACフィールド磁化とDCフィールド磁化の仕様をお奨め致します。
円周方向傷の検出には、長手方向の磁場(DC磁場)、長手方向傷の検出には円周方向の磁場(AC磁場)が適しています。 |
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ご要求に応じて、長手電流貫通用の2次DC電源を装備し、高価ではありますが高電流、で実施することも可能です。この場合には、同時磁化ではなく、切り替え方式で行います。通常は、2相式位相差方式の複合電流磁化が磁場のバランスが良く、脱磁も簡単に行えます。 磁気探傷では、磁場と直交する方向から+/-45°の範囲の方向にある傷のみが検出可能です。
通常は、傷の方向はランダムですので、正しい検査のためには、2方向磁化が必要です。
タクトタイムに追われて、検出能力を無視することがないようにご注意下さい。 |