音響異方性の判定を主目的とし、たて波と横波の両方
の音速測定とたて波厚さ計としても使用できる汎用性を一台に兼備えています。
- たて波/横波/切換スイッチ付
音響異方性の判定は3%前後の横波音速差を判定する必要がある為、正確な測定が求められます。
この為に次の手順をおすすめします。
- たて波プローブで測定ポイントの厚さを測定します。
- 次に横波に切り換えて、0゜方向の横波音速を測定します。
音速測定には厚さを正確に把握する必要があります
V = 2D/T D:厚さ T:時間
- そして、90゜方向の横波音速を測定して比較、判定します。
- 比率パーセント表示可能
0゜方向の測定値を100.0%と表示し、90゜方向を相対%値
で表示する事も可能。計算器を使用せずに判定可能。
- 通常のたて波厚さ計としても使用可
音速測定以外にも厚さ計として使用できる汎用性を備えて
います。
- プローブ組合せ
(A)DS6HBl−6(たて波、1−6MHz、6φ)、SS5HB5(よこ波、5MHz、5φ)
(B)S12HB1−8(たて波、1−8MHz、12φ)、SS10HB5(よこ波、5MHz、10φ)
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